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京都市山科区の大腸内視鏡|下剤を攻略してスムーズな検査へ

こんにちは、京都市山科区にある山科西まつい内科クリニックの院長 松井 真起子と申します。
大腸カメラ検査を受ける際に、多くの方が不安に感じるのが、検査前処置の洗浄(下剤)」です。
「量が多そうで不安」「味が苦手で飲めるか心配」といったお声もよくいただきます。
今回は、大腸カメラ検査の前に行う前処置薬について、種類や特徴、飲みやすさの違い、そしてよくあるご質問をもとに、分かりやすく解説いたします。
大腸内視鏡検査を遠ざけてしまう最初のお悩み
それが、検査前に服用する“洗浄液(下剤)”です。
「量が多そうで不安」「味が苦手で飲めるか心配」など、こうしたお悩みは多くの方が感じており、決して特別なことではありません。
当院では、そうした不安を少しでも軽減できるように、複数種類の前処置薬をご用意しています。事前の問診や体調、これまでのご経験などを丁寧にお伺いしたうえで、患者様にとって無理のない方法をご提案しています。
なぜ洗浄が必要なの?
大腸カメラ検査において、前処置(洗浄液の服用)はとても重要な工程です。
腸の中に便が残っている状態では、病変が隠れてしまい、正確な観察ができなくなる可能性があります。そのため、検査前に腸内をしっかりときれいにすることが、見落としのない検査につながります。
特に大腸ポリープや早期の大腸がんは小さく、わずかな残便でも確認が難しくなることがあります。前処置を適切に行うことで、こうした病変をしっかりと見つけることができ、早期発見・早期治療につながります。
安心して質の高い検査を受けていただくためにも、前処置は欠かせない大切なステップです。
それぞれの洗浄液には、味や服用量、特徴に違いがあります。次に、当院で取り扱っている前処置薬についてご説明いたします。
大腸洗浄液のご紹介
サルプレップ

サルプレップは比較的新しい腸管洗浄剤で、飲む量が少ないことが特徴です。
特徴
- 服用量が比較的少ない(サルプレップ1本480mlと水1L)
- スポーツドリンクのような濃いレモン味と言われることが多い
- 飲みやすいと感じる患者さんが多い
ただし、塩味があるため味の好みは分かれることがあります。当院では多く使用しています。
モビプレップ

モビプレップは、従来薬(ニフレック)よりも服用量が少ないタイプの洗浄剤です。
特徴
- ニフレックより飲む量が少ない。モビプレップ(約1L)と水(約500ml)を交互に服用し便が黄色透明になる事が多く検査可能となります。
- 柑橘系・梅の味
- 洗浄力が高いとされている
水を追加して飲む方法なので、実際の総量はやや多くなることがあります。
ニフレック

ニフレックは長く使われている腸管洗浄剤で、多くの医療機関で使用されています。
特徴
- 安全性が確立されている
- 約2Lと飲む量が多い
- レモン味があり飲みにくいと感じる人もいる。腎機能の悪い方や高齢の方にお勧め。水を飲む必要がなく下剤のみの服用が可能。
そのため、時間をかけてゆっくり飲むことが大切です。
各大腸洗浄液(下剤)の一覧
| 薬剤名 | 味 | 服用量(下剤や水) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| サルプレップ | 濃いレモン味 | 約1L程度 | 飲む量が少ない |
| モビプレップ | 柑橘系・梅の味 | 約1〜1.5L | 洗浄力高い |
| ニフレック | レモン味 | 約2L | 実績が多い |
大腸内視鏡検査を迷われている方へ
大腸内視鏡検査は、「洗浄液(下剤)飲むのが大変そう」という理由で、受診をためらわれる方も少なくありません。
しかし現在は、洗浄液の種類や服用方法を工夫することで、以前よりも負担を軽減できるようになっています。当院でも、患者様一人ひとりに合わせた前処置方法をご提案し、安心して検査を受けていただける環境を整えています。
症状がない段階でも、検査によって早期発見につながることは少なくありません。気になる方やご不安がある方は、まずはお気軽にご相談ください。
大腸の健康を守るために、一歩踏み出してみませんか。
前処置薬はつらいですか?
腸をきれいにするため、一定量の洗浄剤を飲む必要があります。
ただし、最近はサルプレップといった飲みやすく量が少ない薬剤の使用も増えています。
また検査日がきっまったら約1週間前から消化の良いものを食べていただき、量も少なめに調整してもらえると当日2~3杯(400~600ml)の下剤服用できれいになり検査可能になる方もおられます。
途中で飲めなくなったら?
無理に飲まず、ご連絡ください。
味が苦手な場合は?
冷やして飲む、ストローを使うなどで飲みやすくなる場合があります。
下剤と一緒に飲んでいい水分の種類は?
水やお茶、紅茶を服用してください。砂糖の入ったスポーツ飲料や乳製品、ジュース類やアルコールなどは下剤の合間で服用をしないでください。
検査が出来る便の色は? ※便の状態を示すイラストが含まれます。閲覧ご注意ください。
自宅で下剤を服用した場合、クリニックに向かう途中で便がでてしまいますか?
ご自宅で服用される場合は下剤を飲み始めて30分程度すると便意が出てきて排便は始まります。下剤そのものは体内に吸収されずに水で押し出すように排便を促します。その為服用スピードを守って頂けた場合は3時間程度で全て便が出きってしまいます。便秘のある方はお腹にたまっている便が多く反応便が出るのが遅く、また排便に要する時間が長くなることが予想されるため便秘のある方は事前にクリニックで相談いただき便秘薬を服用しておいてもらいます。
下剤の服用が終わり便が出きってしまうと便意はおさまりますので指定された時間に来院頂きます。
検査の時に服や下着はよごれるの?
検査前に下着や服は当院でご用意している検査着に上下とも着替えていただきますので汚れるものはありません。
寒がりなのですが検査中に足がひえませんか?
ご自身の靴下をはいておいてもらっても大丈夫です。検査中に汚れないように足カバーもご準備してますのでご安心ください。
京都市 山科西まつい内科クリニックの大腸内視鏡検査
当院では、患者様が安心して検査を受けられるよう次のような体制を整えています。
- 鎮静剤を使用した苦痛の少ない大腸カメラ
- 女性医師による内視鏡検査
- 院内個室での下剤服用
健康診断で便潜血陽性を指摘された方は、大腸がんや大腸ポリープの早期発見のためにも、一度大腸内視鏡検査をご検討ください。
気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。
京都市山科区、醍醐、六地蔵エリアで大腸内視鏡検査をご検討中の方へ
山科西まついクリニックは、京阪バス「花山稲荷」停留所から徒歩1分と、アクセスしやすい場所にあります。
山科西まつい内科クリニック
〒607-8337 京都府京都市山科区川田菱尾田36番地
TEL:075-594-8066 FAX:075-594-8067
※本コラムは一般的な医療情報の提供を目的としており、診断や治療を目的としたものではありません。症状やお身体の状態には個人差がありますので、気になる症状がある場合は医療機関へご相談ください。
