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「何を食べたら良いの?」内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)前後の食事で気を付けることは?

こんにちは、京都市山科区にある山科西まついクリニックの院長 松井 真起子と申します。
前回は、「女性医師による大腸内視鏡検査」についてお話しさせていただきました。当院は、内科・内視鏡内科・消化器内科を標榜し、特に「日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医である女性医師による苦痛の少ない胃・大腸カメラ」を提供していることが大きな特長です。
検査を受けられる患者様から多く寄せられるご質問のひとつが、「検査前後の食事」についてです。「何を食べたら良いの?」「いつから食事を抜けばいいの?」といった疑問は、検査を控えた方にとって大きな不安要素だと思います。
そこで今回は、安心して検査を受けていただくために、胃カメラ(胃内視鏡)と大腸カメラ(大腸内視鏡)、それぞれの検査前後の食事に関する注意点を詳しく解説していきます。
検査前の食事について:正確な検査のために
胃や大腸の中に食べ物が残っていると、病変を見逃してしまう原因になりかねません。そのため、正確な検査を行うためには、事前の食事コントロールが非常に重要になります。
胃カメラ(胃内視鏡)検査の場合
胃カメラは、食道・胃・十二指腸を観察する検査です。胃の中を空っぽにする必要があるため、以下の点にご注意ください。
検査前日: 夕食は、夜9時までに済ませるようにしてください。食事の内容は、うどんやお粥、具のないスープ、豆腐、鶏のささみなど、消化に良いものを選びましょう。天ぷらなどの揚げ物、脂身の多いお肉、きのこ類、海藻類といった消化に時間のかかるものは避けてください。水分(水、お茶、スポーツドリンク)は、就寝前まで摂取していただいて構いませんが、早めの終身を心がけてください。
検査当日:検査が終わるまで、食事は摂らないでください(絶食)。お水やお茶は、検査の2〜3時間前までであれば少量飲んでも構いませんが、牛乳やジュース、コーヒーなどは胃酸の分泌を促したり、胃の中に色が残ったりするためお控えください。
大腸カメラ(大腸内視鏡)検査の場合
大腸カメラは、大腸全体をきれいな状態にしておく必要があるため、胃カメラよりも少し早い段階からの食事準備が必要です。
検査の3日前から: 玄米や雑穀米、きのこ類、海藻類、こんにゃく、種の多い果物(キウイ、いちご等)など、食物繊維の多い食品は控えるようにしましょう。これらは消化されにくく、腸の中に残りやすいためです。
検査前日: 朝食・昼食・夕食ともに、消化の良いもの(白米のお粥、素うどん、食パン、卵、豆腐、皮なしの鶏肉、白身魚など)を選んでください。夕食は夜9時頃までに済ませましょう。当院で処方する検査食をご利用いただくと、献立に悩む必要がなく安心です。
検査当日: 食事は摂らないでください(絶食)。ご自宅または当院にて、大腸の中をきれいにするための下剤(腸管洗浄液)を服用していただきます。脱水を防ぐため、お水やお茶は適宜お飲みください。
検査後の食事について:お腹に優しく
検査で空っぽになった胃腸は、デリケートな状態です。検査後の食事は、胃腸をいたわることを第一に考えましょう。
観察のみで、組織検査やポリープ切除をしなかった場合
鎮静剤を使用した場合は、検査後1時間ほど休んでいただき、麻酔の効果がしっかりと覚めてから飲食を開始してください。まずは水分を摂り、むせたり気分が悪くなったりしないことを確認してから、食事を摂りましょう。 当日の食事は、お粥やうどん、スープ、豆腐など、消化しやすく、胃腸に負担のかからないものがおすすめです。翌日からは、特に問題がなければ通常の食事に戻していただけます。
大腸ポリープを切除した場合
大腸ポリープを切除した後は、傷口からの出血を防ぐため、1週間程度は食事や生活に注意が必要です。
ポリープ切除後の食事のポイント
当日から数日間: 消化の良いお粥やうどん、白身魚の煮付けなどから始めます。
避けるべきもの: 唐辛子などの香辛料、カレーなどの刺激物、ラーメンや揚げ物といった脂質の多い食事は、腸を刺激し、血行を促進させるため避けてください。
アルコール: アルコール(飲酒)は、最低1週間は禁止です。血流が良くなることで、切除した部分から出血するリスクが高まります。
京都市山科区で内視鏡検査をご検討中の方へ
山科西まつい内科クリニックは、京都市山科区川田菱尾田にあり、京阪バス「花山稲荷」バス停より徒歩1分とアクセスが良い立地です。
食事制限など、検査前の準備にご不安がある方も、女性医師である院長が丁寧に説明し、一人ひとりのライフスタイルに合わせたアドバイスをさせていただきますので、どうぞご安心ください。 検査に関するご質問やご不安な点がございましたら、いつでもお気軽にWEB予約またはお電話にてご相談ください。
次回は、多くの方が心配される「内視鏡検査の痛みや費用」について詳しくお話しいたします。
